FX-100

世界最高レベルの熱特性を実現する白光の「IHはんだこて」

高熱容量基板から極小部品まで、さまざまなはんだ付けに対応。白光の「IHはんだこて」は、世界トップクラスの熱特性を誇ります。
こて先を直接加熱する**IH（高周波誘導加熱方式）**により、小型こて先でも強力なヒートパワーを維持。マイクロソルダリングにおいても圧倒的な性能を発揮します。

IH(高周波誘導加熱)方式とは？

IHはんだこては「こて先自体が発熱」する仕組みのため、抵抗加熱方式のようにヒーターON/OFFで温度を調整する必要がありません。
その結果、小型こて先でも高密度基板や高熱容量基板にしっかり対応できます。

温度管理の手間を削減

温度調整不要：こて先シリーズごとに設定温度（350℃／400℃／450℃）が決まっており、すぐに使用可能。

設定温度	350℃	400℃	450℃
こて先シリーズ	T31-03シリーズ	T31-02シリーズ	T31-01シリーズ

キャリブレーション不要：ヒーター劣化による温度変化が発生しないため、再調整は不要。

オーバーシュートなし：物理的な原理を利用しているため、設定温度を超えることがありません。

HAKKO 独自の特徴 特許登録済み

白光IHはんだこて独自の強み ―「パワーアシスト」機能

高周波出力を常に監視し、はんだ付け時にこて先温度が下がると即座に検知して自動で出力を補正。
これにより温度低下を最小限に抑え、こて先温度をスピーディーに回復させます。
結果として、作業効率・生産性の向上はもちろん、はんだ付け品質の安定にも大きく貢献します。

温度調整機能「ＢＯＯＳＴモード」をプラス

こて先温度をわずかに上げることで個体差を吸収し、「あと少し熱が欲しい」ときにも対応可能。

直感的に扱えるインターフェース

3つのボタンとわかりやすい対話式メニューで、スムーズに操作可能。ディスプレイには各種設定や情報が表示され、出力の変動グラフもリアルタイムで確認できます。

さらに、**FX-100は「こて先通電時間」や「推定はんだ付けポイント数」**を自動的に記録。交換タイミングの目安管理にも役立ちます。

本体はコンパクトで軽量設計。片手でラクに持ち運べるため、作業環境を選ばず使用できます。

３つのアプリケーションで高密度の高熱容量基板から顕微鏡下でのはんだ付け・リワーク作業に対応します

IHはんだこて FX-1001 (標準で付属)

高熱容量基板の作業に最適。多彩なT31シリーズこて先で幅広い用途に対応。抗菌仕様スリーブ付き。

操作性のよいハンドルとコードを採用。

3色のスリーブが付属。作業や使用はんだ、こて先の使い分け等にご使用ください。

マイクロはんだこて FX-1002 (オプション)

顕微鏡下の作業や微細部品(0402部品)のはんだ付けに最適。極細(極小) こて先でも衰えないヒートパワーは微細部品のはんだ付けに最適です。

細身・軽量グリップで精密な作業も操作感抜群。

2色のスリーブが付属。作業や使用はんだ、こて先の使い分け等にご使用ください。

マイクロホットツイーザー FX-1003 (オプション)

精密・微細なこて先ラインアップで多様なリワークに対応。0402部品対応のこて先もご用意しています。

微細部品との正確なコンタクトを生み出す自在なアライメント。
耐熱カバーもプラスされた操作性に優れたコンパクト設計。